かつてJ1川崎やJ2千葉に在籍していた、元北朝鮮サッカー代表のFW安柄俊(アン・ビョンジュン=34)が最近、元韓国代表・朴柱昊(パク・ジュホ=38)のYouTubeチャンネルにゲスト出演し、北朝鮮の食べ物に関する体験談を伝えた。
番組で安は、北朝鮮で思い出に残っている最高の食べ物について聞かれ、ためらうことなく「玉龍館というお店の平壌(ピョンヤン)冷麺が、本当においしかった」と明かした。
番組スタッフが「韓国と北朝鮮の、平壌冷麺の味の違いは何か」と尋ねると、安は「韓国の平壌冷麺は味が薄くて、期待していた味ではなかった」と、率直な意見を口にした。
話を聞いていたMCのパク・ジュホは「味が気になるから、北朝鮮に行くことがあったら、玉龍館の平壌冷麺のミールキットを、お土産にお願いしたい」と言い、笑いを誘った。
安柄俊は在日朝鮮人3世で、2013年から17年に北朝鮮代表として活躍。19年からは拠点を韓国・Kリーグへ移し、昨シーズン限りで現役を引退した。