サッカー韓国代表元監督 23年アジア杯当時の殴打事件に言及 現地メディアは「蒸し返すな」と怒り

 ユルゲン・クリンスマン氏の公式インスタグラム@j_klinsmannより
 ソン・フンミンの公式インスタグラム@hm_son7より
 イ・ガンインの公式インスタグラム@kanginleeoficial
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 2023年から2024年に、韓国代表サッカーチームの監督を務めたユルゲン・クリンスマン氏が最近、カタールで行われた「AFCアジアカップ 2023」(アジア杯)で起きた殴打事件について触れ、現地メディアのインサイトが怒りを表した。

 記事によると9日(米現地時間)、クリンスマン氏がCBSスポーツのYouTubeチャンネル「Golazo America」の生配信にゲスト出演。韓国代表の監督を務めていた当時に発生したトラブルについて、詳細に語ったという。

 クリンスマン氏は「約1年前、アジア杯でヨルダンとの準決勝を前にして、殴り合いの事件が起きた。原因は、イ・ガンインが悪い冗談を言ったせいだ。それ以降、チーム状況は悪化した」「笑えないジョークで、ソン・フンミンはイ・ガンインを殴った。わずか15秒の出来事だったが、気が狂いそうだった。それは私の人生で、初めての光景だった」と回想したことを伝えた。

 続けて「結局われわれ韓国チームは、ヨルダンに負けた。明らかに勝てるカードだった」「もはやチームではなかったし、チームスピリットもなかった」というクリンスマン氏の言葉に、同メディアは、まるで自分の指導力が不足しているのではなく、選手間の不協和音のせいで、決勝戦に進めなかったというニュアンスだと、不満を述べている。

 また同メディアは、クリンスマン氏がこの件について触れたのは、今年だけで3度目だと指摘。ソン・フンミンとイ・ガンインはすでに和解しているだけに、韓国サッカー界では、すでに“封印”された事件を蒸し返すクリンスマン氏の姿勢を疑問視し、少なからず物議を醸すものだと伝えた。

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