J1神戸が“川鉄ダービー”制して4連勝 FW宮代大聖が待望の今季初得点 MF井手口が貴重な追加点

 「明治安田J1、神戸2-0岡山」(3日、ノエビアスタジアム神戸)

 神戸がFW宮代大聖の今季初得点などで2得点を挙げ、岡山に勝利。4月の東京V戦からの連勝記録を4に伸ばした。

 4月20日の町田戦以来となる一戦。中12日で休養十分だったが、FW大迫、MF武藤、DFトゥーレルが登録選手から外れた。

 神戸は今季J1で失点数最少の8失点、岡山は神戸に次ぐ9失点と互いに守りが好調。1点の重みがある試合で、神戸は前半の絶好機を逃した。34分にDF酒井がカウンターで素早く敵陣に割り込み、フリーのMFエリキまでつないだが、ゴール前の1対1で相手GKの好判断が光り、不発に終わった。

 両クラブ無得点で折り返したが、後半に神戸がゴールをこじ開けた。同6分に酒井がエリア内のFW佐々木につなぐと、佐々木が華麗にヒールで宮代へ。宮代は冷静に相手DFを1枚交わし、左足でゴール左に突き刺した。同28分には右サイドから佐々木、宮代とつなぎ、MF井手口がペナルティーエリアの外からシュート。右ポストに直撃にしながらゴールに吸い込まれ、貴重な追加点を奪った。

 J1では初顔合わせとなった神戸と岡山は、互いに川崎製鉄水島サッカー部を起源としている。リーグ戦の“川鉄ダービー”は、吉田孝行監督が神戸で現役最終年を迎えた2013年のJ2時代以来で、同年は神戸が1敗1分だった。とりわけ、4月のホームでの一戦はFW田代の2得点などで3-0とリードしながら、後半39分から痛恨の3失点を喫して引き分けに持ち込まれてことがある。神戸は最後までゴールを守り、クリーンシートを達成。12年前の悲劇を払しょくする完勝劇を収めた。

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