遠藤リバプール 5季ぶりV 先発ゼロでも存在感示した!リード時出場16試合全て勝利

 「イングランド・プレミアリーグ、リバプール5-1トットナム」(27日、リバプール)

 リバプールがホームでトットナムに5-1で快勝して勝ち点82とし、4試合を残して5季ぶりのリーグ優勝を決めた。MF遠藤航(32)は後半31分から右サイドバックとして出場し、勝利に貢献。リバプールの優勝はマンチェスター・ユナイテッドに並ぶ歴代最多の20度目で、1992年のプレミアリーグ発足後は2度目となる。

 遠藤が交代でタッチライン際に姿を現せば、リバプールの本拠地アンフィールドは勝利を確信して沸いた。出場17試合で先発は一度もなかったが、短いプレー時間に見合わぬ存在感があった。途中出場でリードを守る役割を与えられた中、32歳の日本代表主将は実直にこなし、仲間や本場のファンの信頼を得た。

 リード時に投入された16試合は全て白星につなげた。出場時はわずか2失点。「毎回難しさはあるが、試合を締めるのが仕事」。2月16日のウルバーハンプトン戦は、途中出場ながらファン投票で試合の最優秀選手に選ばれた。主将のファンダイクも「経験を生かして試合を終わらせてくれる。ピッチ外でもリーダーの一人だ」と貢献をたたえたほど。身を粉にしてチームを支え、「自分がいる意味を常に示す」という信念を曲げず、タイトル獲得に寄与した。

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