キール・町野修斗 値千金2発で勝利に貢献「最高」 香川真司超え日本人最多のデビュー年10得点マーク

 「ドイツ1部、キール4-3ボルシアMG」(26日、キール)

 キールの町野修斗(25)はホームのボルシアMG戦にフル出場して2得点し、今季リーグ戦10ゴールとした。前半15分に先制すると、3-3の後半追加タイムに決勝点を挙げ4-3の勝利に導いた。

 残留争いの正念場に立つチームに、町野が希望の光を照らした。前半15分の左CKでは相手との駆け引きを制して近いサイドへ走り込み、鋭く頭を振ってゴール右に流し込んだ。後半追加タイムは半身の体勢から左足シュートをゴール右に決めた。先制点、決勝点と値千金の2ゴールで勝利に導き「この瞬間のためにやっている。最高」と余韻に浸った。ドイツ1部デビューシーズンでの10得点は、ドルトムント時代の香川真司がマークした8点を抜いて日本人最多となった。

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