2年連続得点王の横浜M・アンデルソンロペス「正直言って良くない変化になった」スピード解任となったホーランド体制に本音
横浜MのFWアンデルソンロペス(31)が19日、冒頭15分の公開練習後に取材に応じ、18日に就任からわずか4カ月でのスピード解任が発表されたスティーブ・ホーランド監督について言及した。
昨季2年連続得点王に輝いたストライカーは、今季ここまでリーグ戦8試合で1得点。歯がゆい思いを過ごしてきたという。直近の清水戦ではベンチ外となっていたが「今のコンディションはベストです」と明かした。
チームは昨季リーグで下から4番目の失点数を記録したことから、キャンプから守備の改善を図ってきた。開幕から失点数は減ったが、同時に得点力不足に陥った。チーム状況を危惧してか、アンデルソンロペスはホーランド前監督と強化部と話し合いの場を設けてきたという。
「ここで僕は優勝しました。ベストイレブン2回も選ばれて、2年連続得点王を取れたっていうのは、やはり攻撃的なサッカーがあったからと思います」
開幕から数戦でクラブが継承してきた「アタッキングフットボール」の見る影がなくなった。「やっぱり攻撃的なサッカーが今年になって急に変わった。もうこのやり方が、正直言って良くない変化になったと僕は思います」と本音を吐露。「ここでマリノスが攻撃的なサッカー、魅力あるアタッキングフットボールを取り戻すことが一番この状況を打破するものだと僕は思います」と話した。



