J1神戸 今季ホーム初星&初連勝 FW佐々木先制弾&トゥーレル弾!吉田監督「全てにおいてやるべきことをやってくれた」

 前半、先制ゴールを決め、喜ぶ神戸・佐々木(左)
 前半、チーム2点目のゴールを決め、駆け出す神戸・トゥーレル(中央)
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 「明治安田J1、神戸2-1川崎」(16日、ノエビアスタジアム神戸)

 アジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)による変則日程となった第12節で、神戸が川崎に2-1で競り勝ち、今季初めてホームで白星を挙げるとともに初の連勝。川崎は7試合ぶりの黒星を喫した。清水はMF乾貴士の今季初ゴールなどで横浜Mに3-2で逆転勝ちした。横浜Mは6戦勝ちなし。浦和はクラブW杯に出るため前倒しになった第20節で京都に2-1で勝った。

 期待の背番号13が、わずか1分の“汚名返上”先制弾を放った。前半30分、ゴール前の絶好機を外した神戸FW佐々木大樹に、31分に再びチャンスが訪れる。エリアの右隅でボールを収めると、思い切り良く右足を振り抜いた球は相手DFをかすめて軌道を変え、ゴールネットを揺らした。

 大黒柱のFW大迫のベンチ発進で巡ってきた3戦ぶりのスタメン機会に、佐々木は結果で応えた。2月の京都戦以降6試合遠ざかっていたゴールにありつき「もっとこの味をかみしめたい。きょうのゴールを決めて思った」と感慨に浸った。

 同45分にはDFマテウス・トゥーレルがヘッドで貴重な追加点。昨季までの神戸らしい攻守のハードワークも戻り、開幕10戦目にして今季リーグ戦ホーム初勝利と初の連勝を手にした。吉田監督も「何より球際のところ、セカンドボール、プレスバック。全てにおいて、やるべきことをやってくれた」と目を細めた。

 3位川崎を破り、気づけば首位福岡との勝ち点差は4。5月6日のC大阪戦まで続くホームでの戦いで白星を積み重ね、どのクラブも抜け出せないリーグの混戦で一気の上位浮上を果たす。

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