J1神戸が悪夢の3失点大逆転負け 吉田監督「敗戦のショックは大きい」武藤、宮代ら復帰もACLE8強進めず

 光州に敗れて敗退が決まり、肩を落とす大迫(右端)ら神戸イレブン(共同)
 光州に敗れて敗退が決まり、サポーターに頭を下げる神戸イレブン(共同)
 光州に敗れ敗退が決まり、肩を落とす神戸・大迫(中央右)=共同
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 「ACLE・決勝トーナメント1回戦・第2戦、光州3-0神戸」(12日、光州)

 J1神戸は前後半90分で5日のホーム先勝で稼いだ2点のアドバンテージを追いつかれ、延長戦後半に痛恨の3点目を許し、2戦合計2-3で悪夢の大逆転負けを喫した。

 ホームでは圧倒したはずの光州に、敵地では打って変わって攻撃的な試合運びで圧倒された。前半18分に左サイドで与えたフリーキックのクロスから先制弾を被弾すると、後半40分には自陣のペナルティーエリア内で競り合ったDF岩波の右手にボールが当たり、VARが介入してハンド判定に。不運なPKで同点を許した。

 延長戦後半13分には光州のMFアサニの強烈なミドルがGK前川の頭上を越えて、クロスバーをたたきながらゴールに吸い込まれて3失点目。16強で姿を消すことになり、吉田監督は「神戸らしさを出せなかったし、自分の責任だと思っている」と肩を落とした。

 神戸は開幕前から故障で戦列を離れていたFW宮代大聖が先発で復帰。MF武藤嘉紀、井手口陽介らも戻り、町田から期限付き移籍のFWエリキも神戸デビューを果たすなど戦力的には明るい材料もあった。

 クラブがリーグ3連覇と並んで最大目標としていたアジア制覇は次シーズン以降にお預け。16日の湘南戦から悔やむ間もなくJ1での戦いが控え、指揮官は「敗戦のショックは大きいが気持ちを切り替えて戦いたい」と話した。

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