孫興民 今度はバイエルンへの移籍説が浮上!独メディア「チーム団長が間接的に示唆」と報道
英プレミアリーグ・トットナムのキャプテン・孫興民(ソン・フンミン=32)に対し、ドイツメディア・TZが5日(以下、現地時間)、「バイエルンが、ソン・フンミンの獲得を望んでいる」と報じ、話題だ。
同メディアは「バイエルンが攻撃陣を強化する、トップクラスの人員を探している」「採用リストに、新たな名前が加えられた」と、その名がソン・フンミンであると伝えた。続けて「バイエルンは、経験豊富なアタッカーを欲している。ソン・フンミンも、クラブの関心が具体化されれば、真剣に移籍を検討するだろう」と言及した。
また移籍説は、ミュンヘンのマックス・エベール団長が、ドイツメディア・ビルトのサッカー部長・クリスチャン・フォーク記者と行ったインタビューで、より具体化されたと説明。エベール団長は、インタビューで「(攻撃陣の獲得は)私たちの計画の一つだ。しかし、マンチェスター・シティだけ見ていても、簡単には決められないもの。ハリー・ケインに代わるような選手を確保することは、容易ではない」と明かしている。
その上で「同じ攻撃選手であっても、さまざまな方法で活用できる選手なら、話は変わってくる」と述べ、さまざまなポジションをこなせる選手の獲得に、焦点を当てることを示唆。両サイドウイングと、最前線の攻撃陣をバランスよくこなすことができるアタッカーのソン・フンミンの移籍説浮上のタイミングと、妙にマッチしていると結論付けた。
ただ、トットナムが提示すると思われる移籍金が、依然としてネックになるとみられている。ソン・フンミンが、30代半ばに突入することを考慮すると、バイエルンの立場からすれば「安易に高額の移籍金を出すのは、負担であることは事実だ」と伝えた。