「明治安田Ｊ１、町田０－１東京Ｖ」（２６日、町田ＧＩＯＮスタジアム）

　町田は前半の失点が最後まで重たくのしかかり、ホームで東京Ｖに敗れた。試合後、黒田監督は「ざっくりいうと、前半が悪すぎた印象です。相手の思うところに配球してしまった」と振り返った。

　前半１３分、自陣でボールを奪われると、左サイドからのクロスをＭＦ斎藤に合わせられて先制を許す。前半はチャンスも少なく０－１で折り返した。

　後半に入っても、相手の効果的なプレスにはまり、なかなか良い形で前を向けない。終盤には怒濤（どとう）の攻撃でゴールに迫ったが、相手の執念のシュートブロックにはね返され続け試合終了の笛が鳴った。

　昨季は開幕５節負けなしのロケットスタートを切ったが、今季は開幕３戦で１勝２敗。暗雲が漂うも黒田監督は「いっても３試合目なのでこれを教訓にして、自分たちに矢印を向けて次のゲームに向けてやっていきたい」と巻き返しを誓った。