Jリーグ オンラインカジノ問題について各クラブに継続し注意喚起 監督、選手らへの調査は検討中
Jリーグは25日、都内での理事会後に会見を開いた。野々村チェアマンは各界で騒動となっているオンラインカジノの違法性について、昨年の米大リーグでドジャースの大谷翔平選手の通訳だった水原一平氏による違法賭博事件を問題視し、Jリーグの各クラブに継続して注意喚起を実施していると説明。Jリーグのコンプライアンス担当者は、監督、選手らへの調査については現時点で検討中との見解を示した。
また、アジア・チャンピオンズリーグ・エリートの東地区1次リーグで、山東(中国)の棄権により、神戸が3位から5位に転落した件に言及。「あのルールはあり得ない」とし、23日に日本協会を通して、アジア・サッカー連盟へ意見書を提出したことを明かした。意見書では、大会規定の見直しやクラブへの勝利給、選手個人の記録補償などを要求したという。