東京V・城福監督、失点前の判定に本音もらす「自分たちから見たら非常に難しい、厳しいジャッジだった」

 後半、選手に指示を出す東京V・城福監督(撮影・棚橋慶太)
 前半、横浜M・喜田拓也(右から3人目)から激しいチャージを受ける東京V・染野唯月(撮影・棚橋慶太)
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 「明治安田J1、東京V1-2横浜M」(25日、国立競技場)

 31年前のJリーグ開幕戦と同カードとなった一戦で、東京Vは悪夢の逆転負けを喫した。試合後の会見で城福監督は、失点の場面について「VARという単語があるので私は言いませんけど、自分たちから見たら非常に難しい、厳しいジャッジだったなと。そこは正直そういう風に思います」と言及した。

 前半7分に先制したリードを保ち続け、1-2で敗れた31年前のリベンジ達成が見えてきた試合終了間際、悪夢が待っていた。

 ペナルティーエリア内で、DF渡邊泰の上げたクロスにFW河村の手が当たり主審はハンドの判定。河村は顔に当たったと主張したが認められず、後半44分にPKをFWアンデルソンロペスに決められ同点に。4分後にはDF松原に勝ち越しゴールを決められた。ただ、シュートの前には、松原とDF翁長が接触しているように映る場面があった。

 その中でも城福監督は「勝たせられなかったのは私の責任。今持てる力を選手は出してくれた。ゲームの内容、シュートの本数、オンターゲットからしても今日勝たせられなかった一番の原因は自分の采配」と自身を責めた。

 前半から試合を優位に進めJ1でも戦える姿を見せたが、城福監督の表情は険しい。「われわれは、よくやった思われるために試合をやっているわけではない。それでは応援に来てくれたお客さんの方に申し訳ない。この悔しさを共有して次にぶつけたい」と次節へ気持ちを向けていた。

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