伊東純也側の狙いは「重圧かけ示談解決」ミヤネ屋弁護士が予想 今週中にも民事提訴も「裁判では6月決着間に合わない」

 ロリアン戦でプレーするスタッド・ランスの伊東(中央)=共同
 ロリアン戦の試合前、ウオーミングアップするスタッド・ランスの伊東(右)と中村(共同)
 ロリアン戦でプレーするスタッド・ランスの伊東(共同)
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 サッカー日本代表の伊東純也が週刊新潮が報じた性加害疑惑について、12日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」に出演した嵩原安三郎弁護士が伊東側の「本音は示談解決ではないか」と推測した。

 女性側が刑事告訴したことに対して、伊東側は事実無根であるとして虚偽告訴罪の告訴状を大阪府警に提出し、受理されている。伊東の代理人、加藤博太郎弁護士は同番組の取材に、「女性2人からの虚偽告訴により名誉を傷つけられた」として今週中にも損害賠償を求め民事提訴を予定しており、請求額は約2億円を超える見込みと明かした。

 その上で「6月までのW杯アジア2次予選中に代表復帰できるよう、早期決着を目指したい」とした。

 嵩原氏はこれらを受けて、民事訴訟の狙いについては「相手の手の内を知るという側面もあるが、本音は示談解決ではないか?」とコメント。「プレッシャーをかけていって、実際に示談に持って行くという目的がないと、とてもじゃないと6月に間に合わない。裁判での解決は考えてないことはないけど、本当の目的は示談解決ではないかと思う」と推測した。

 今週にも伊東側が訴状を裁判所に提出し、約1ヶ月半後に第1回の口頭弁論が行われるなど、裁判には時間を要する。嵩原氏は、「スムーズにいっても半年、普通に考えれば1年くらいかかる」として、判決による決着を望むなら、6月での終幕は不可能。本当は「女性側が刑事告訴を取り下げ、示談による和解」に導くことを目的としていると予想した。

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