ルヴァン杯 福岡の紺野和也が2アシストで初V貢献「試合に出ればできる自信がずっとあった」移籍初年度で飛躍した「博多のメッシ」

 浦和に勝利し優勝カップを掲げ大喜びの奈良竜樹(中央)ら福岡イレブン(撮影・三好信也)
 喜びを分かち合う福岡イレブンとサポーター(撮影・三好信也)
 浦和を破り初タイトルに大喜びの福岡イレブン(撮影・三好信也)
3枚

 「ルヴァン杯・決勝、福岡2-1浦和」(4日、国立競技場)

 福岡が2発で勝利し、クラブ初タイトルを獲得した。

 MF紺野和也(26)が後半27分の途中交代までに得意のドリブルから2アシストの活躍。前半5分に右サイドをドリブル突破から中央へ折り返してDF前寛之の先制点を演出し、同49分にも左クロスからDF宮大樹に合わせた。

 FC東京所属時代の3年前には国立でのルヴァン杯決勝でベンチ入りしながら出場できなかったが、今回は主役となりチームを優勝に導いた。紺野は「本当にチーム全員で戦って、しっかり勝って優勝できたのが一番うれしいです」と喜んだ。

 紺野は武南(埼玉)から法大に進学。161センチと小柄なこともあって「法政のメッシ」と呼ばれ、ドリブルは誰にも負けない武器として注目を集めた。20年からFC東京に加入。ただ、大卒同期のMF安部柊斗(モレンベーク)らと違い、1年目から十分な出場機会は得られなかった。当時の長谷川健太監督(現名古屋)からは守備の強度を課題に挙げられ、負傷も重なりリーグ戦に絡めない日々が続いた。

 22年は33試合2得点と飛躍しかけたところで福岡からのオファーがあった。当初は「福岡のプレースタイルに自分がフィットするのか不安だった」と守備の強さが求められるチームへの移籍を迷った。だが、長谷部茂利監督からは「今年からよりボールをつないでいくから」と伝えられ、紺野は「必要とされている」と決断した。

 福岡では攻撃面で信頼され、ある程度の自由が与えられる一方、「本当にハードワークとか基本的なところの徹底っていうのは茂さんからより教わっている」と課題とされてきた部分にも向き合ってきた。移籍初年度からプレータイムを得られたことで「FC東京時代から『試合に出ればできる』という自信がずっとあった」という言葉も証明できた。

 新天地ではシーズンが進むにつれて手応えを実感。今季はここまでリーグ26試合出場で22試合に先発し、3得点3アシストとチームの攻撃をけん引してきた。「どんどんいい形が増えた」とポジションはサイドハーフやウイングからインサイドハーフやシャドーに変え、見事にチームへフィットし開花した。

 「FC東京の時は悔しかった。今はうれしい気持ちしか出てこない。移籍してきて良かった。本当に充実したシーズンだった」。クラブに初タイトルをもたらし「博多のメッシ」として福岡に欠かせない存在となった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

サッカー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    スコア速報

    ランキング(サッカー)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス