「明治安田生命J1、神戸1-0C大阪」(23日、ノエビアスタジアム神戸)
神戸が満員2万5601人が詰めかけた“関西ダービー”を制し、首位を守った。前半は攻守に一歩も譲らず0-0で折り返す。後半、FW大迫勇也、武藤嘉紀を中心に流れを引き寄せると、同14分、24歳若武者が大仕事をやった。
自陣からDF初瀬亮のロングパスを受けたMF佐々木大樹が快足を飛ばし、相手DFに競り勝つと、左足を一閃(いっせん)。ゴール中央に豪快に突き刺した。16試合ぶり今季5ゴール目でチームに公式戦6試合ぶり先制点をもたらした。
神戸のアカデミー育ちの有望株が吉田孝行監督に白星を贈った。指揮官にとっては特別な一戦だった。前回6月10日には敗れた兵庫・滝川二高の先輩、C大阪・小菊昭雄監督との再戦。この日は2人の恩師となる黒田和生氏も観戦に駆け付けており「ホームで負けたくない」と臨み、見事リベンジした。
前節はアウェーの広島戦で0-2と完敗しており、今季初の連敗を阻止した。3連敗中で7試合連続勝ちなし(0勝3分け4敗)、ホームで3試合連続勝ちなし(0勝1分け2敗)と“天敵”だったC大阪を突破。29日はアウェーで2位・横浜Mとの直接対決。初のリーグ優勝へ向け、最高の弾みを付けた。