J1神戸、奪首へ吉田監督「勝ちます。それだけ」好調京都相手に先制点カギ「力の差はない」

 J1神戸が2日、神戸市西区のいぶきの森球技場で京都戦(3日・ノエスタ)に向け調整し、オンライン取材に応じた吉田孝行監督は「勝ちます。それだけです」と短い言葉に決意を込めた。

 8月30日の天皇杯・熊本戦はPK戦の末、敗退し、2冠の夢は散った。リーグでは首位・横浜Mを勝ち点1差で追い2位。「(選手には)リーグ戦9試合、そこにすべてをかけると伝えた」とリーグ初制覇にかける。

 熊本戦を含め、横浜FC、柏、FC東京と下位チームに苦戦している。天皇杯を含め直近8試合のうち7試合で先制を許すことが要因。監督は「昨年は自分たちも下位だった。ちょっとしたこと。それだけ力の差がないリーグ。自分たちが勝ってきたのはハードワーク。そこに向けてやっていかないと」と、2戦連続完封勝利と好調の京都相手に先制点がカギを握りそうだ。

 京都には4月1日の対戦で3-0と完勝しているものの、油断はない。「アグレッシブにくるし、前の圧力はあるし、高さもあるストライカーもいる」と、警戒した。

 守護神のGK前川黛也は「先制点を取られる試合が続いている。FC東京戦は僕のミスから。(チームとして)一発のパス、何事もないシュートのところで失点している。球際で寄せるところをやっていかないと。僕中心に声かけのできる雰囲気を作る」と気を引き締めた。

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