なでしこJが2大会ぶり8強!ノルウェーに3-1快勝 決勝弾の清水「1つ壁敗れた」 宮沢が澤に並ぶ1大会日本最多5得点目

後半、ゴールを決めた清水(左)を迎える池田監督=ウェリントン(共同)
後半、チーム3点目のゴールを決め、長谷川(上)と喜ぶ宮沢=ウェリントン(共同)
後半、チーム3点目のゴールを決める宮沢ひなた(右)=5日、ニュージーランド・ウェリントン(共同)
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 「女子W杯・決勝トーナメント1回戦、日本代表3-1ノルウェー代表」(5日、ウェリントン)

 FIFAランク11位の女子日本代表「なでしこジャパン」が同12位のノルウェーを3-1で下し、2大会ぶりの8強入りを決めた。

 前半を1-1で折り返すと、後半5分、ゴール前の混戦から相手のパスミスを駆け込んで来たDF清水が、カットして、そのままゴールに流し込み勝ち越し。終盤はノルウェーの猛攻に苦しみながら、後半36分にカウンターから、FW藤野のスルーパスにFW宮沢が抜けだして、今大会5得点目となるダメ押し弾で試合を決定付けた。1大会5得点は澤穂希の11年大会に並ぶ日本選手最多タイ記録。

 池田太監督は「タフなゲームを予想していたが、選手全員がハードワークしてくれた。しっかり回復、準備して次の試合に向かいたい」と語った。決勝弾の清水は「本当に2019年に悔しい思いをしたので、まだまだこれからですけど、1つ壁を破れたという気持ちです。全員でハグした。すごくいい雰囲気で今日の試合もできた。全員が同じ方向を向いているので、これからもどんどん勝ち上がっていきたい」と、充実した表情で語った。

 日本は準々決勝(11日・オークランド)で6日に行われる同1位の米国と同3位のスウェーデンの勝者と対戦する。

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