C大阪 上門2発、清武復帰戦でダメ押し弾アシスト 天皇杯J2大宮に完勝

 前半、競り合うC大阪・山中(左)と大宮・貫
 前半、競り合うC大阪・松田(奥)と大宮・泉沢
2枚

 「天皇杯・3回戦、C大阪3-1大宮」(12日、ヨドコウ桜スタジアム)

 J1C大阪がMF上門知樹の2ゴールなど3発でJ2大宮を圧倒し4回戦に進出した。

 0-0の後半14分、左からのクロスに走り込み、きっちり合わせて先制ゴールを沈めた。1-0の後半20分にはまたも上門。FW北野颯太からの右からの折り返しを左足外側で合わせて技ありゴールを突き刺した。

 同戦では長期離脱していたJ1C大阪の元日本代表で主将のMF清武弘嗣が戦線復帰を果たした。後半30分過ぎに今季初の公式戦出場。中盤で攻撃を組み立てると同37分、右CKをFWレオセアラに合わせ、ダメ押しの3点目をアシストした。

 清武は開幕直前に古傷の左太もも裏を痛め、「左ハムストリング筋損傷」と診断。長いリハビリ期間を過ごし今月4日にチームに合流。小菊昭雄監督は7月中の実戦起用を示唆していた。

 この日、元日本代表MF香川真司は欠場したが、タイトル奪取へ、“KKコンビ”結成は近い。

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