イニエスタが「特別な1日」終える 古巣バルサ相手に躍動 後半35分に交代 万雷の拍手 シャビ監督と熱い抱擁
「親善試合、神戸0-2バルセロナ」(6日、国立競技場)
今夏に退団する神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが古巣バルセロナ相手に先発出場。後半35分に交代し、「特別な1日」と語っていた試合を終えた。国立に集まった観衆からは大きな拍手が降り注ぎ、スペイン代表、バルセロナでともにプレーした盟友のシャビ監督も拍手しながら、ピッチの外に出たイニエスタに歩み寄り抱擁。スタジアムは感動に包まれた。
同31分にはFWリンコンのパスを受け、ペナルティエリア手前左から右足を振り抜いた。惜しくも枠を捉えることはできなかったが、徐々に試合の流れを取り戻していった。
同35分にはイニエスタがコーナーキックでリンコンの頭に合わせた。その後も、前半終了間際に決定機を迎えるなどゴールに迫った。後半もチャンスを生み出すパスを繰り出し続けた。イニエスタがシュートを放つたびに、スタジアムは大きく沸いた。
試合はバルセロナが2-0で勝利。試合後、バルセロナから全員のサインが入ったユニホームが送られ、その後、バルセロナ、ヴィッセル神戸の全選手が集まって記念撮影を行った。




