「ドイツ１部リーグ、ケルン０－１フライブルク」（２９日、ケルン）

　ドイツ１部でフライブルクの堂安律（２４）はケルン戦で後半９分に先制点を挙げ、同２７分までプレーした。今季５ゴール目。試合は１－０で勝った。

　来季の欧州チャンピオンズリーグ（ＣＬ）出場に向け、堂安が値千金の得点をマークした。後半９分、左ＣＫを近いサイドで味方が触って方向を変え、ボールは逆サイドへ。これに鋭く反応して頭で合わせ「嗅覚というか、ボールが飛んできそうなところに準備していた」と胸を張った。

　前半は劣勢で、ボールに絡む回数は少なかった。それでも「アウェーでタフな試合になることは分かっていた」と好機を待ち、抜け目なく今季５点目を挙げた。チームは欧州ＣＬ出場圏の４位をキープ。いい雰囲気の中、２日にはドイツ・カップ準決勝に挑む。「このチームの良さは先を見ずに戦えること。しっかりリカバリーして次に臨みたい」と一戦必勝の姿勢を強調した。