「Yogibo WEリーグ、INAC神戸3-0マイナビ仙台」(29日、ノエビアスタジアム神戸)
INAC神戸がJ1初となる男女のダブルヘッダーでヴィッセル神戸に続き、3得点を奪い完封勝利した。28日に29歳の誕生日を迎えた日本代表FW田中美南が自ら祝う2ゴール。前半10分、MF伊藤美紀の左からのクロスをヘッドで沈めて先制。2-0の試合終盤に自らドリブルで切り込み右足で決めた。
7月の女子W杯に向けて、なでしこジャパンのエース候補は、得点王争いでも2位となる今季7ゴール目。「ゴールを決めるつもりでした。あと7試合、しっかり自分も複数得点狙いながら得点王につながればいい。チームが連覇するのが一番なのでそこに貢献したい」とうなずいた。
デーゲームのヴィッセルのサポーターも観客席に残り、通常の試合よりは多い3012人が応援を送った。「素晴らしい舞台を用意してくれた関係者に感謝。自分たちは女子サッカーの未来を背負っているし、また見に来てもらいたい試合をする、イコール自分たちが勝つこと。そこでいい結果を見せられた。また見に来てほしい」と田中。首位を守ったヴィッセルの試合も見ており刺激も受けた。
「しっかり勝ちにつなげた。ヴィッセルの戦い方をしていた。あとは何人くらい残ってくれるかなと思って見ていた」と、笑った。
無敗で2位を死守し、首位の三菱重工浦和を勝ち点3差で追う。「自分たちは本当に勝つだけだし、直接対決(5月14日・ノエスタ)があるのでそこをしっかりたたいて、プレッシャーをかけたい。もう引き分けも負けに等しい。勝ちに向かってやっていくだけ」と気合を入れた。
20代最後の1年。「29歳もずっと今までの自分を超えて、もっと向上できると思っている」とまだまだ成長を誓った。