J1川崎 終盤の失点で今季リーグ戦ホーム初勝利ならず 鬼木監督「勝たなきゃいけない試合」

 浦和と引き分けた川崎イレブン
 後半、先制ゴールを決め、祝福される川崎・脇坂(右)=等々力
 後半、同点ゴールを決め、喜ぶ浦和・リンセン(右から2人目)ら=等々力
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 「明治安田生命J1、川崎1-1浦和」(23日、等々力競技場)

 川崎が試合終盤に追いつかれ、引き分けで今季のリーグ戦でのホーム初勝利を逃し、順位も15位に後退した。

 後半3分に、FW家長の右からのクロスを、MF脇坂がトラップ後に右足でのボレーシュートを決めて先制。だが、後半36分に浦和FWリンセンに同点ゴールを許した。

 鬼木監督は「自分たちの狙いを出せたところはあるが、最後に勝ちきるという意味で言うと、球際のところで何度もこぼせば、ああいう失点になる。勝たなきゃいけない試合で勝てなかった。それがすべてだと思う」と悔しさをにじませた。

 GKには今季リーグ戦初出場の上福元を起用し、主将の橘田もベンチスタート。同点の試合終盤には「勝ちにいきたかったので、サイドのところでもっと高いところ(ポジション)を取りながら行きたかった」と3バックの布陣に代えるなどを試みたが、勝利を得ることはできなかった。

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