日本代表・森保監督 侍ジャパンからチーム作り学んだ サッカーも続くぞ!三笘先発を明言 選手の献身的姿勢に感嘆

 サッカー日本代表は23日、「キリンチャレンジカップ2023」のウルグアイ戦(24日、国立)に向け、試合会場の東京・国立競技場で前日調整を行った。記者会見した森保一監督(54)は、WBCを制覇した野球日本代表に世界一への姿勢を学んだとした上で、16強入りしたW杯カタール大会後の初戦に三笘薫(25)=ブライトン=を先発出場させるなどの試合プランを明かした。

 次のステージを目指す船出の時が迫る。「ホームということで勝利を目指して戦い、選手には今の最高のパフォーマンスができるように思い切ってプレーしてほしい」と森保監督。そして指揮官が口にしたのは、世界一軍団の姿からの学びだ。

 野球では侍ジャパンがWBC制覇。森保監督は「世界トップ基準のスーパーな個を持った選手がそろい、犠牲心を払って献身的にチーム一丸で戦う姿勢を全員が持っている」と感嘆の声を上げた。

 大谷ら強烈な個の結束で世界を制した侍軍団。「チーム作りに反映させたい」という中で、カタールW杯は「状態が100%ではなかった」とジョーカー的起用だった、強烈な個を持つ1人である三笘を「明日は先発で使う」と明言した。

 システムはベースとしてきた4-2-3-1でスタートするが「同じことをやるにしても、新しいものを作る気持ちを忘れてはいけない」と語った。若い代表の中で現行システムが基本となり得るか、また新しい化学反応が起きるのか、冷静に見極めていく。

 相手は南米の強豪ウルグアイ。難敵を前に「W杯のトップ基準の中で発揮するには力を付けなければ」というボール保持からの速攻が見せられるかも課題の一つ。次はサッカーが世界の頂点に-。新たな旅路が始まる。

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