横浜M・宮市亮が7カ月ぶりに実戦練習に復帰「久々にサッカーしたなという感じ」 昨年7月代表戦で右膝前十字じん帯断裂
横浜MのFW宮市亮(30)が21日、神奈川県横須賀市内の練習場で行われた公開練習に参加。昨夏の右膝前十字じん帯断裂後、初の実戦となる試合形式の練習に出場した。
スピードスター復活にまた一歩前進だ。「楽しかったですし、久々に11対11のサッカーをしたなという感じです」。昨年7月の東アジアE-1選手権・韓国戦で故障し、一度は現役引退も考えた。それでも、この日は痛みを見せるそぶりもなく、長所の速さあふれるプレーもいかんなく発揮した。
チームは25日に浦和とのホーム開幕戦(日産ス)を控える。ただ、公式戦復帰にはまだ慎重な姿勢だ。ケビン・マスカット監督は宮市の状態については「ここまで順調にきているのは見えている。コンディションの部分をやれば戻ってくると思う」とうなずいたが、復帰時期を問われると「慌てずだけど、1日でも早く。プレッシャーは与えたくない。アップセットせずに見ていきたい」と明言は避けた。