横浜Mの主将・喜田「もうこんな思いはさせたくない」 公式戦4連敗でACL8強逃す

 劣勢に厳しい表情の横浜F・水沼宏太と横浜Mサポーター(撮影・金田祐二)
 神戸に敗れ、引き揚げる横浜Mイレブン
 神戸に敗れ、サポーターに一礼する横浜M・畠中(手前)ら横浜Mイレブン
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 「ACL・1回戦、神戸3-2横浜M」(18日、埼玉スタジアム)

 横浜Mが現行のACLとなってから初となる8強を逃した。マスカット監督は「悔しい気持ちでいっぱいです。最後まであきらめない姿勢は見せてくれた」と振り返った。

 立ち上がりに先制点を奪われたが、公式戦2試合ぶり復帰となったMF西村拓真がヘディングで同点とした。ただ、その後2失点で勝ち越しを許し、終了間際にFWアンデルソンロペスのゴールで1点を返したが2-3で力尽きた。

 またしても2020年大会と同じ決勝トーナメント1回戦で敗退。ベスト8進出へ強い思いを持って臨んでいたMF喜田拓也は「チームメート、チームスタッフ、ファン、サポーターに、もうこんな思いはさせたくない。自分にもっとチームを導く力があれば結果が変わったと思うし、この結果になった責任は自分にある」と主将として責任を背負った。

 横浜Mの残るタイトルはリーグ戦のみ。その上、公式戦4連敗となった。喜田は「逃げたくないし、このチームの仲間を誰よりも思っているからこそ、自分が力をつけないといけない。それが自分の果たすべき責任。どれだけ時間がかかっても、チームを救える男になりたいです」と語った。

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