メッシが17年ぶり外れる波乱 バロンドール候補者発表 ネイマール、ミュラーも選外

 フランス誌「フランス・フットボール」は12日、同誌が選定する2021-22年シーズンの最優秀選手「バロンドール」の候補30人を発表し、過去最多7度受賞のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(35)=パリ・サンジェルマン=が外れた。

 昨年も受賞したメッシが候補外となるのは2005年以来となる異例の事態。他の有力選手ではブラジル代表FWネイマール(パリ・サンジェルマン)ドイツ代表MFトーマス・ミュラー(バイエルン・ミュンヘン)らが選外となった。

 一方でポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(マンチェスター・ユナイテッド)は18度目、韓国代表FW孫興民(トットナム)はアジア人で唯一、候補に入った。また2004年以来初めてアルゼンチン、スペイン、イタリア出身者が候補から姿を消した。

 受賞者は10月17日に決定する。

 「バロンドール」候補者は以下の通り。(国籍、所属先)

 トレント・アレクサンダー・アーノルド(イングランド、リバプール)

 カリム・ベンゼマ(フランス、レアル・マドリード)

 ジョアン・カンセロ(ポルトガル、マンチェスター・シティー)

 カゼミロ(ブラジル、レアル・マドリー)

 ティボー・クルトワ(ベルギー、レアル・マドリード)

 クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル、マンチェスター・ユナイテッド)

 ケビン・デ・ブライネ(ベルギー、マンチェスター・シティー)

 ルイス・ディアス(コロンビア、リバプール)

 ファビーニョ(ブラジル、リバプール)

 フィル・フォデン(イングランド、マンチェスター・シティー)

 アーリング・ハーランド(ノルウェー、マンチェスター・シティー)

 セバスティアン・ハーラー(コートジボワール、ドルトムント)

 ハリー・ケイン(イングランド、トットナム)

 ヨシュア・キミッヒ(ドイツ、バイエルン・ミュンヘン)

 ラファエル・レオン(ポルトガル、ACミラン)

 ロベルト・レバンドフスキ(ポーランド、バルセロナ)

 リヤド・マフレズ(アルジェリア、マンチェスター・シティー)

 マイク・メニャン(フランス、ACミラン)

 サディオ・マネ(セネガル、バイエルン・ミュンヘン)

 キリアン・エムバペ(フランス、パリ・サンジェルマン)

 ルカ・モドリッチ(クロアチア、レアル・マドリード)

 クリストファー・エンクンク(フランス、ライプチヒ)

 ダルウィン・ヌニェス(ウルグアイ、リバプール)

 アントニオ・リュディガー(ドイツ、レアル・マドリード)

 モハメド・サラー(エジプト、リバプール)

 ベルナルド・シウバ(ポルトガル、マンチェスター・シティー)

 孫興民(韓国、トットナム)

 ビルヒル・ファン・ダイク(オランダ、リバプール)

 ビニシウス(ブラジル、レアル・マドリード)

 ドゥシャン・ブラホビッチ(セルビア、ユヴェントス)

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