J1浦和がSNS上での他クラブサポへの暴力的表現に声明「理念に反する行為。明確に非難」

 J1浦和は10日、公式サイトで「SNS上での暴力的な表現を用いた投稿について」声明を発表し、他クラブのサポーターに対する暴力的な発信を非難した。

 声明では「SNS上にて、他のJ1クラブのサポーターの方に対する暴力的な表現を用いた発信を確認しました。発信元となったアカウントは既に削除されておりますが、所有者が浦和レッズのファン・サポーターであるという情報もございますため、改めて私たち浦和レッズの考えをお伝えさせていただきます」と始まり、「スポーツは闘いですが、そこにはルールがあります。ルールある熱いサポートは、仲間との絆を深め、チームを勝利に導くと考えております。一方、SNS上で暴力的な表現を用いた投稿を行うという行為は『ルールある熱いサポート』には該当せず、私たち浦和レッズの理念にも反する行為であると認識しており、明確に非難いたします」と厳しい姿勢を示した。

 クラブは既に、この件に関して警察と連係するなどの対応を行っているという。

 浦和は7月に、サポーターが新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン違反を繰り返した運営責任を問われ、Jリーグから2000万円の罰金とけん責の処分を科されており、サポーターに改めてルール順守を求めた。

 10日には本拠地の埼玉スタジアムでYBCルヴァン・カップ準々決勝第2戦の名古屋戦が行われる。この試合は浦和の公式戦として初めて「声出し応援」の段階的導入に向けた運営検証の対象となり、多くの注目を集めている。

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