相馬勇紀が1G1A 大会MVP&得点王 テーマは「自分の道を自分で切り開く」
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「東アジアE-1選手権、日本3-0韓国」(27日、豊田スタジアム)
日本が後半に3得点を決める完勝で、E-1選手権4大会ぶり2度目の優勝を果たした。
先制弾を決めたMF相馬勇紀(名古屋)が大会MVPと得点王に輝いた。所属する名古屋のホームでもある豊田スタジアムで後半4分、藤田の右からのクロスにファーサイドに走り込み、ヘッドでゴール左上へたたき込んだ。
「かなり久しぶり」と相馬自身、珍しいヘディングでのゴールとなった。名古屋ではDF森下龍矢にクロスを上げてもらい、海外選手のような強いヘディングを放つ練習を続けており「半年間の練習の成果」と強調した。
今大会は初戦の2得点に続き、計3ゴール。この試合では左CKでDF佐々木のゴールをアシストするなど存在感を示した。「この大会に臨む前に、チームのために結果を出して、自分の道を自分で切り開くというテーマを決めていた。今まで他人の力でチームを勝たせてもらって中にいた一人だったのでそこをテーマにしてきました」と気持ちを込め、W杯メンバー入りへ猛アピールした。