FC大阪 初の花園第1開催に1万2152人 “カズ効果”でJFL歴代4位の観客数

 公式戦6戦連続のメンバー外となったが、チームの応援に駆けつけ、ファンに応える鈴鹿FWカズ
 花園ラグビー場に1万2152人が詰めかけたFC大阪-鈴鹿
 23年ぶりにサッカーの公式戦が行われた花園ラグビー場
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 「JFL、FC大阪1-0鈴鹿」(19日、花園ラグビー場)

 日本フットボールリーグ(JFL)第12節のFC大阪-鈴鹿ポイントゲッターズがJFL史上初めて花園ラグビー場第1グラウンドで開催され、JFL歴代4位となる1万2152人の大観衆が詰めかけた。鈴鹿の元日本代表FW三浦知良(55)はメンバー外となったが、来場してチームを激励した。試合は終了間際の後半44分、FC大阪主将のDF坂本修佑(29)のミドルシュートが決まり、ホームのFC大阪が勝利した。

 カズは5月15日のホンダFC戦で右太ももを負傷してハーフタイムで交代。5月22日の天皇杯・ハリマ戦から公式戦7試合連続で欠場となった。ジャケットにサングラス姿で試合会場には駆けつけ、試合前の選手をハグして激励した。

 花園第1グラウンドでの全国リーグのサッカー公式戦は99年5月8日のJ1・C大阪-名古屋以来、実に23年ぶりの開催。9865人の観客が入ったその試合ではFWドラガン・ストイコビッチの2ゴールで名古屋が2-1で勝利している。

 今回、カズが花園にやって来るということでも話題を呼び、1万2152人の観客が詰めかけた。これまでFC大阪の主催試合での最多観客数は19年5月18日のヴェルスパ大分戦(花園中央公園多目的球技広場=花園ラグビー場第3グラウンド)での2685人。4倍以上の更新となった。JFLの最多観客数は08年11月30日の栃木-刈谷(栃木県グリーンスタジアム)での1万3821人。

 カズは試合後、ロッカールームでチームメイトを労った。「1万人を超えるお客さんが来てくれて、昨日のガンバとマリノスが1万9000人ぐらいだったので、素晴らしいお客さんの数だったと思う。こうやって皆さん注目してくれて、知事や市長も来ていただいて、両チーム頑張っていい試合ができた。お客さんもいい雰囲気をつくってくれて感謝したいと思います。1人でも多くのお客さんが見に来てくれるようにしっかりしたビジョンを続けてやっていくことが大事」と試合の持つ意味を語った。出場はかなわなかったが「仕方ないですね。でもこうやってグラウンド来てみんなが手を振ってくれましたし、みんなが僕の名前を、カズと呼んでくれて、アウェーであるにも関わらずグラウンドであいさつさせてもらった。本当にFC大阪の関係者の皆さんに感謝したい」と話した。

 FC大阪の近藤祐輔社長(35)は「1万人の想定を超えて1万2000人以上というのはうれしい誤算」と劇的勝利も重なり笑顔で振り返った。今季はJ3に昇格するためにはホームゲームの1試合あたりの平均観客数2000人以上という項目もある。再び第1グラウンドでの試合を開催するのかについては「それには今日という日が成功することが必須条件だった。我々が(成績面でJ3に)上がれるかということがすごく大事になるので、その機運さえ高まれば可能性としてゼロではない」と力を込めた。

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