神戸DF菊池 一発退場から一夜明け「ここからまた上がっていくかを分ける境界線」

 ミニゲームで競り合う神戸・菊池流帆(撮影・高部洋祐)
 ランニングする神戸・菊池流帆(撮影・高部洋祐)
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 J1神戸のDF菊池流帆(25)が9日、いぶきの森球技場での練習後に取材に応じ、一発退場となった8日のG大阪戦(パナスタ)を受け止め、立ち上がる決意を誓った。この日は報道陣とファンクラブ会員から抽選で選ばれた60人の前で今季初の公開練習を行った。

 G大阪戦ではFWパトリックの突破をファウルで防いだプレーがVAR判定の結果、得点機会の阻止として、前半34分に一発レッドで退場。10人で戦うことになったチームは0-2で完敗した。一夜明けて菊池は「悔いしか残らないし、プレーは取り戻せない」と猛省する。

 そして前を向く。「この逆境をチャンスだと思うので。今ここで自分があきらめるか、ここからまたさらに上に上がっていくかを分ける境界線だと思っている。僕は絶対自分を信じていますし、これからもっともっと努力していくだけです」と強調した。

 今季はコンディション不良で開幕から欠場が続き、5戦目の広島戦で初出場。以降は全試合で先発しているが、堅守を築いた昨年ほどの力強さがまだ感じられない。「コンディション自体に問題があるとかじゃなくて、自分自身ちょっと勢いに乗れていないというか。実力もまだまだですけど、いろんなことを考えながらやっていく上で、そういうところもあるのかなと思っています」と捉える。

 トーマス・フェルマーレンという世界屈指のCBとコンビを組んだ昨季は、自分のやりたいプレーに徹してもフェルマーレンのカバーがあった。フェルマーレン氏が引退した今季は考えながらプレーする場面が増え、どうしても出足の遅れなどが生じている。「去年はトーマスという偉大な選手がいて、それに多く助けられている部分があった。これからはどんどん自分が引っ張っていけるような存在になっていかないとだめだなと感じています」と話した。

 次節・鳥栖戦(14日・ノエスタ)は出場停止。その次の川崎戦(18日・ノエスタ)からの奮起が待たれる。

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