サッカーのスペイン１部リーグ、レアル・マドリードが悲願達成へ前進？リーグ優勝を決めたレアルは、来季のチーム構成へ動き始め、フランス代表ＦＷキリアン・エムバペ（ＰＳＧ、仏）の獲得へ具体的な動きを見せることになると予想される。スペインのスポーツ紙・アスが伝えている。

　記事によると、エムバペとレアルは２０２１年夏、移籍に事実上合意していたが、ＰＳＧが認めず破談になった経緯がある。ここ数週間でエムバペはＰＳＧでの契約延長の可能性があることを匂わす発言を残しているものの、レアル側は合意に達したエムバペを信頼しているという。

　かつての銀河系軍団を彷彿させる待遇で迎えるエムバペについては、現場レベルでは既存の選手との組み合わせを考える必要がある。特に、ブラジル代表のＦＷビニシウスとはポジションが重なることになり、どう起用するかが今後の課題になると考えられる。ほかにレアル・マドリードでは、フランス代表ＭＦチュアメニ（モナコ、仏）、ドイツ代表のＤＦリュディガー（チェルシー、英）を獲得する方針という。

　また、レンタルによりマジョルカでプレーしている日本代表ＭＦ久保建英は、レアル・マドリードへ戻るものの、メンバーとしてプレーするかどうかについてはビニシウスのスペイン国籍の取得次第という状況に変化はない。