Jリーグ「声出し応援」緩和へ 野々村チェアマン「実務レベルの調整始めている」

 日本野球機構(NPB)とJリーグが合同で立ち上げた「新型コロナ対策連絡会議」の第53回会合が18日、オンラインで開かれ、Jリーグの野々村芳和チェアマン(49)は観客の「声出し応援」の緩和について「スポーツ庁をはじめとした政府の関係省庁と実務レベルの調整は始めている」と明かした。

 日本から川崎、横浜M、神戸、浦和が参加しているアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)では、アジア・サッカー連盟(AFC)などから声を出しての応援が容認されている。15日にタイ・ブリラムで行われた浦和-ライオン・シティー戦では浦和サポーターのチャント(応援歌)や声援が響き渡っており、Jリーグのファン、サポーターからも「声出し応援」の解禁を臨む声が高まっている。

 野々村チェアマンは「声出し応援」の緩和について「今すぐ新しいスタイルで応援することにはなりづらい」と慎重な姿勢を示しながら、「(解禁へ)少しずつ着実にエビデンスを積み上げている状況。日本のコロナ政策と我々が準備してきたことがどこで合致するか、その時期がいつになるかということ。我々が決める立場にないことを考えると、少しでも安全に応援スタイルを変えていけるデータを積み上げていくしかない」と語った。

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