三浦知良 日本代表の躍進信じてる 強豪と同組「思い切って選手もやれる」

 「JFL、東京武蔵野0-1鈴鹿」(3日、武蔵野陸上競技場)

 鈴鹿ポイントゲッターズの元日本代表FW三浦知良(55)が3日、試合後に取材に応じ、W杯カタール大会1次リーグの組み合わせで“死のE組”に入った日本にキング流のゲキを飛ばした。「日本全体の楽しみが増えたのではないかな」と逆境を前向きに捉えた。

 カズ自身はW杯出場こそないが、日本代表として本大会を逃した93年、「ドーハの悲劇」など、し烈なアジア予選を経験。個人としてもブラジルやイタリアでプレーし、世界を知り尽くしてきた。

 今回のW杯1次リーグでは世界屈指の強豪でV候補のスペイン、ドイツと同組となった。「どのグループに入っても厳しい戦い」とした上で「優勝経験のある国とやれることは逆に楽しみ。思い切って選手もやれると思う」と、初のベスト8入りを目標にする日本代表の躍進を信じた。

 この日、鈴鹿は敵地で東京武蔵野ユナイテッドFCと対戦し、1-0で今季2勝目を挙げた。ベンチ入りしたカズは今季初めて出番なし。当日の朝までは先発を予定していたが「内転筋の張りもあった」とコンディション不良で回避。ホンダロック戦(10日、四日市)には「問題ない」と次節こそJFL最年長得点記録更新を狙う。

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