京都 コロナ活動停止の影響見せず神戸に3発逆転勝ち チョウ監督「明るく照らす1勝」

 「明治安田生命J1、神戸1-3京都」(2日、ノエビアスタジアム神戸)

 14位・京都はカウンター3発での逆転勝利で16位・神戸を撃破した。後半4分に先制されたが、6分後にDF荻原拓也が同点ゴール。その3分後にはFW宮吉拓実が勝ち越しゴールをたたき込み、後半ロスタイムにも途中出場のMF山田楓喜が3点目を決めた。

 チョウ貴裁監督は「2-1になった後でも引かずに攻撃的にやったという選手たちのマインドや姿勢は評価できる。今日の1勝はこれから進むアドベンチャーの道のりを明るく照らすようなそういう日になる」と開幕戦の浦和戦以来となる2勝目の意味を強調した。

 京都は3月23日から25日にかけて新型コロナウイルスの陽性判定が選手・スタッフ計14人に出たことで、チーム活動を5日間停止。29日に練習を再開した。再開5日目で迎えた試合には全選手がそろわない中、先制されても巻き返す気迫を見せた。

 同点ゴールを決め、2点目の起点となるクロスも見せた荻原は「チームとしてコロナ感染者を出して、確かに人数は欠けていたかもしれない。欠けたピースを埋めていこうという中でチーム全員が自分たちのサッカーを体現してやりました」と語った。

 左サイドバックがゴール前まで走り込む京都のサッカーを展開。「ボールよりも前に人数かけて勢いある攻撃するという意味では、サンガのチームスタイルを体現してゴールに絡むことができたので良かったと思っています」と納得の表情で振り返った。

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