J1神戸初勝利ならず、開幕から7戦勝ちなし 大迫決定機も1点が遠く

 清水と引き分けた神戸イレブン
 後半、ゴールを狙う神戸・大迫(右から2人目)
 前半、競り合う清水・片山(左)と神戸・大迫
3枚

 「明治安田生命J1、清水0-0神戸」(19日、IAIスタジアム日本平)

 神戸は無得点でドローに終わり、今季リーグ初勝利とはならなかった。開幕から7戦未勝利とクラブワーストをさらに更新し、ここまで4分け3敗となった。この試合は今季初となる黒色の3rdユニホームを着用して戦った。

 15日のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)プレーオフでは延長戦の激闘を4-3で制し、今季公式戦初勝利。本大会出場を決め勢いづいたかに思えたが、リーグ戦の状況は好転しなかった。

 日本代表としてW杯カタール大会アジア最終予選に出場するFW大迫勇也は前半からチャンスを作りゴールに迫った。同3分、21分にはペナルティエリアの外から積極的にミドルシュートを放った。同36分にはMF汰木康也の左クロスに頭で合わせたが、相手の日本代表GK権田修一の好セーブにことごとく封じられた。流れをつかみ、相手より決定機を迎えながら0-0で前半を折り返した。

 後半22分にはFWボージャン・クルキッチ、小田裕太郎、MFアンドレス・イニエスタを3枚替えで投入。ボージャンは2月23日の浦和戦以来の出場となった。後半32分に大迫はDF山川哲史と交代で退いた後もイニエスタを中心にチャンスを作り続けたが、1点が遠かった。

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