日本サッカー協会は１７日、２０２４年パリ五輪を目指すＵ－２１（２１歳以下）日本代表が出場する、２３歳以下のドバイ・カップ（２３～２９日、アラブ首長国連邦）参加メンバーを発表し、高卒新人のＭＦ松木玖生（１８）＝ＦＣ東京＝ら２７人が選ばれた。欧州組は３人で、ＧＫ小久保玲央ブライアン（２１）＝ベンフィカ、ＤＦ内野貴史（２１）＝デュッセルドルフ、ＭＦ斉藤光毅（２０）＝ロンメル＝が招集された。

　背番号１０を託した斉藤について、大岩剛監督（４９）は「この世代の中心として、リーダーとして、このチームに加わってほしいと思い招集した」と明かした。斉藤は２０２１年からベルギー２部ロンメルに加入。今季は公式戦１８試合で３得点を挙げている。

　招集メンバーは以下の通り

　ＧＫ　１小久保玲央ブライアン（ベンフィカ）２３佐々木雅士（柏）１２鈴木彩艶（浦和）

　ＤＦ　１７成瀬竣平（名古屋）１８内野貴史（デュッセルドルフ）２１大畑歩夢（浦和）２西尾隆矢（Ｃ大阪）１６木村誠二（山形）１４加藤聖（長崎）３馬場晴也（東京Ｖ）４半田陸（山形）２５鈴木海音（栃木）２７チェイス・アンリ（尚志高）

　ＭＦ　２４松村優太（鹿島）１５川崎颯太（京都）１０斉藤光毅（ロンメル）２６鮎川峻（広島）７山本理仁（東京Ｖ）６藤田譲瑠チマ（横浜Ｍ）５田中聡（湘南）１３松木玖生（ＦＣ東京）２０甲田英將（名古屋）

　ＦＷ　２２藤尾翔太（徳島）１９小田裕太郎（神戸）１１細谷真大（柏）９鈴木唯人（清水）８荒木遼太郎（鹿島）

　参加するのはＵＡＥ、サウジアラビア、ウズベキスタン、カタール、ベトナム、イラク、クロアチア、中国、タイ、日本の１０チーム。日本は２３日にＵ－２３クロアチア代表戦、２６日にＵ－２３カタール代表戦、２９日に順位決定戦を行う。