久保建英 首位サウジアラビアを警戒「アベレージが高い」前回対戦は負傷で招集外
W杯カタール大会アジア最終予選・中国戦(27日・埼玉スタジアム)の勝利から一夜明けた28日、サッカー日本代表MF久保建英(20)=マジョルカ=がオンライン取材に応じた。途中出場でシュート1本、無得点に終わった中国戦については「昨日の相手であの時間帯だったら、もっと強引にいっても良かったかなというのはちょっとありますね」と反省点を挙げながら振り返った。
久保は中国戦の後半28分から出場。4-3-3で試合をスタートさせた日本代表は4-2-3-1に布陣を変更しており、久保はトップ下に入った。森保監督からは「トップ下に入って、受けてそのまま前向いてくれと言われました」と明かす。
2月1日の次戦(埼玉)は勝ち点4差の首位サウジアラビアと対戦する。0-1で敗れた昨年10月のアウェーでのサウジアラビア戦には負傷で招集されていないが、「飛び抜けているというか、アベレージが高いなとは思いましたね。ボールを扱う能力にもたけているし、スピードもあって、フィジカルもあって、戦術理解も結構あって。チームとして浸透しているものがあるなと客観的に見て思いました」と警戒した。
日本のホーム戦だからといって、勝ち点4差あるサウジアラビアが引き分け狙いにくることはないと選手間で話し合ったという。「僕たちもしっかり勝ちに行って。順位がひっくり返るわけではないですけど、勝ち点差を縮めていくのが大事」と勝利だけを目指す姿勢を強調した。



