森保ジャパンがB組2位死守 指揮官は「選手がしっかり準備してくれた」大迫PK弾 伊東3戦連発

後半、ゴールを決めた伊東(14)を祝福する日本代表イレブン(撮影・棚橋慶太)
前半、先制のPKを決め喜ぶ大迫(撮影・棚橋慶太)
前半、絶妙なボールコントロールを見せる南野(撮影・棚橋慶太)
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 「W杯アジア最終予選、日本2-0中国」(27日、埼玉スタジアム)

 森保ジャパンが2-0で中国を下し、W杯出場圏内のB組2位を守った。5勝2敗で勝ち点を15に伸ばした。

 日本は両サイドを起点に開始直後からチャンスを作った。迎えた前半13分。FW伊東の右サイドからの折り返しが相手DFの腕に当たってPKを獲得。FW大迫が冷静にゴール右にたたき込んだ。その後も再三好機を作ったが、守りを固める中国を崩せず、前半は1-0で折り返した。

 待望の追加点は後半16分。直前にDF長友に代わって左サイドバックに入ったDF中山のクロスをFW伊東が見事に頭で合わせた。伊東はこれで最終予選3試合連続得点。ともに1-0で勝利した11月のベトナム戦、オマーン戦に続き、背番号14が価値あるゴールを奪った。

 その後はカウンターから何度か危ない場面を作られたが、しっかりと守り切り、このまま2-0で勝利した。

 絶対に勝利が必要だった一戦で勝ち点3を積み上げたものの、課題である得点力不足はまたしても払拭できなかった。試合後のインタビューで森保監督は、「どうコンディションを合わせるかが難しかったが、選手たちがしっかりと準備してくれた。しっかりこの試合を分析して、次に臨みたい」と語った。

 7大会連続出場を目指す日本はこれで最終予選残り3試合。2月1日にはB組1位のサウジアラビアと埼玉スタジアムで対戦する。同組3位のオーストラリアはこの日、4-0でベトナムに快勝して勝ち点14。1差で追走されている森保ジャパンにとっては、まだまだ厳しい戦いが続く。

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