サッカー日本代表に激震!吉田に続き冨安が負傷辞退 主戦CBそろって欠場は最終予選初

 日本サッカー協会は23日、埼玉スタジアムで行われるW杯カタール大会アジア最終予選の中国戦(27日)とサウジアラビア戦(2月1日)に臨む日本代表のDF冨安健洋(23)=アーセナル=が怪我のため不参加となり、代わってDF中谷進之介(25)=名古屋=を追加招集すると発表した。

 冨安は昨年12月18日のリーズ戦で右ふくらはぎを痛めて後半18分に途中交代。1日のマンチェスター・シティー戦で先発復帰したが、その後に公式戦2試合を欠場。20日のリーグ・カップ準決勝アーセナル戦で実戦復帰したが、精彩を欠いていた。アーセナルは23日に本拠地でバーンリー戦を控えているが、冨安は欠場する見通しとなった。

 森保一監督(53)は22日に発表された代表メンバーで冨安の選出に踏み切ったが、わずか1日での招集辞退となった。主将で最終予選全6試合に出場した吉田麻也(サンプドリア)が負傷で招集外となっており、最終予選で吉田と冨安の主戦センターバック(CB)2人がそろって欠場するのは初めてとなった。日本は最終予選B組で6試合を終え、4勝2敗の2位につけている。総失点3は首位サウジアラビアと並んで最少タイ。

 中谷は17日から21日まで千葉市内で行われた日本代表候補の国内組合宿に参加していた。名古屋を通じて「日本のワールドカップ出場のために全力で頑張ってきます。応援よろしくお願いします」と決意のコメントを寄せた。

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