サッカースペイン１部リーグ、バルセロナのスペイン代表ＦＷアンス・ファティが、２０日の国王杯ベスト１６のアスレティック・ビルバオ戦で負傷退場。その後、クラブ公式発表で左足大腿二頭筋の負傷と明らかになった。バルセロナを拠点に展開するスポーツ紙、エル・ムンド・デポルティボによると、戦線復帰まで２カ月かかる可能性があるという。

　アンス・ファティは試合の６０分から途中出場したが、延長戦に入った９４分に相手選手とのボールをめぐる攻防のあと太もも後方に痛みを感じプレー継続ができない状態に。ベンチへ下がる時には涙を浮かべていた。

　選手情報を扱うウェブサイト、トランスファー・マーケットによると、アンス・ファティのけがは今季３回目。昨年１１月にも同じ足を痛め６５日戦線離脱している。なお、昨季３０５日のリハビリを経験した半月板の怪我から数えると５回目の負傷になる。