谷口彰悟 吉田麻也の穴埋める「そこの座狙っている」センターバックへ強い決意

 サッカーのW杯カタール大会アジア最終予選(27日・中国戦、2月1日・サウジアラビア戦=ともに埼玉スタジアム)を控えた日本代表の国内組候補合宿4日目は20日、千葉市内で練習を行った。オンライン取材に応じたDF谷口彰悟(30)=川崎=は「このチャンスをものにしたい」と、負傷で招集が困難となっている主将のDF吉田麻也(33)=サンプドリア=に代わる活躍に意欲を見せた。

 不動のセンターバックに風穴を開ける。吉田、冨安健洋(アーセナル)が定位置を固めている森保ジャパンのとりでに谷口が名乗りを上げた。「チャンスであるのは間違いない。そこの座を狙っているし、一回一回の練習が勝負になってくる」と力を込めた。

 6日のイタリア1部リーグ、カリャリ戦で右太ももを負傷した吉田は全治1カ月と診断された。「このチャンスをものにしたい。自分もできるとアピールしたいし、結果として証明したい」。連日主力組でプレーする谷口は、昨年6月の国際親善試合セルビア戦以来の出場を見据え、居残り練習も行った。

 20年にJ1川崎の主将に就任し、リーグ連覇。3連覇を目指す今季もキャプテンマークを巻く。リーダーシップも備えた存在だ。

 代表参加のため、川崎では始動日から不在だが、全員でのオンラインミーティングを開催した。「それぞれの場所でできることを100%やって、みんなが集まった時にチームとして大きなパワーにできるように頑張っていこう、という話は伝えた」。自身はまずは代表活動に全力を注ぐ。

 母校の熊本・大津高が全国高校選手権で準優勝。国立競技場での決勝を現地観戦し、年明け早々、刺激をもらった。「目の前の試合に連勝することしか考えてない」。勝負のW杯イヤーが始まる。

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