サッカー日本協会 W杯最終予選の埼スタ「満員になる状況はない」チケット販売既に停止

オンライン取材に応じた須原専務理事
埼玉スタジアム
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 日本サッカー協会(JFA)の須原清貴専務理事は20日、理事会後のオンライン取材に応じ、埼玉スタジアムで行われるW杯カタール大会アジア最終予選の中国戦(27日)とサウジアラビア戦(2月1日)の観客動員について「満員になる状況はない」との見通しを語った。

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、埼玉県は21日から「まん延防止等重点措置」の適用地域となる。イベントの開催制限については主催者が「感染防止安全計画」を策定し、事前に県の確認を受けた場合、人数上限2万人もしくは収容率100%までの少ない方が限度となる。

 収容人数6万3700人の埼玉スタジアムでは2万人が上限となるが、22日までに販売されたチケットについてはキャンセル不要となり、JFAが来場者に定めた条件(2回目のワクチン接種から2週間が経過、試合日からさかのぼって72時間以内にPCR検査、あるいは24時間以内に抗原定性検査を受検して陰性を確認)を満たせば入場可能となる。JFAでは埼玉県の要請を受け、15日に始まる予定だったチケットの追加販売を既に停止している。

 須原専務理事は観客数について「払い戻し等もあって確定数値はないが、満員には絶対にならない。見込みでは(定員の)半分くらいを想定している」と語った。加えて「我々の基本的な考え方は関係する方々の安全、安心、健康が最優先。政府や自治体の方針にしっかりと従うのが大原則」と、感染拡大防止に全力を尽くすとの考えを強調した。

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