香川真司【一問一答2】挑戦に「終わりはない」記憶に残るW杯ベルギー戦の黒星

 サッカーの香川真司が11日、ベルギー1部シントトロイデン加入会見に出席した。今年はカタールW杯が開催される中、前回のW杯ロシア大会で味わったベルギー戦の敗戦が、現在の原動力になっていると振り返り、「終わりはないと思っているし、諦めることなく、ただただ成長し続けていきたい」と、挑戦し続ける考えを口にした。

 以下、一問一答の2。

 -ギリシャでの日々は。

 「非常に厳しい時間でしたし、試合に出られない中、いろんなことを考えさせられる時間でもあったんですけど、ただ、またこの1年が自分にとって、非常に大きな意味のある1年だったっていうことを未来の自分が言えるようにしていかなきゃいけないなと。この経験があったからこそ、自分はまた強くなれて、また素晴らしいプレーヤーになれたんだっていうことを、僕はそれをピッチの上で証明しなきゃいけないと思っているので。そのためには本当に大きく、進化していかないといけないし。本当にそれは簡単なことではないですけど、そういうものも、日々のトレーニングの中から強く持ってやっていきたいなと思います」

 -新しい香川真司を見せてほしいと立石CEOが話していた。

 「チームが変わればそうですし、監督がかわればサッカーっていうのは常々、変わりますし。求められるものは変化していきますので。今回また新しいチーム、監督のもと、僕ももっともっと変化、進化していきたいと思っているので。そういうチャレンジは本当に自分は必要としていますし、そういうのを具体的に監督と話した中で、非常に魅力的ですし、自分を大きく成長させてくれると、そして自分にとって必要なことだなと非常に感じたので、そのポジションの中で、また新たな自分自身を築けていけるんじゃないかなと思っています」

 -日本代表について。思い、情熱は。

 「そうですね。ここ2年間ですかね、代表には絡んでないですけど、その思いっていうのは非常に強く感じていますし、今年はW杯イヤーでもあるので、そこの目標というのは常々持っています。それでいてさらに、この1年の成績、自分のパフォーマンスというのは非常に大きく重要視されると思っていますので、そこは非常に自分自身に期待しているし、そこに入ってもやっていけるということは常にイメージしながらトレーニングしていますので。そこは非常に目指している場所であります」

 -18年ロシア大会のベルギー戦の記憶はモチベーションになっていますか。

 「そうですね。あそこでの経験であったり、敗北含め、本当に自分自身に足りないものは何かっていうのをあの時期に非常に感じましたし、それを得て、また新たなチャレンジを今し続けているわけで、まだその過程なので。それが終わるまで…終わりはないと思っているし、諦めることなく、ただただ成長し続けていきたいなと思います」

 -長友との2ショット写真なども拝見した。

 「彼は夏から日本に復帰した中で、そういうJリーグでのプレーに対してのディスカッションであったり、そういう代表での話しであったり。僕の2つ上ですけど、年齢においてのコンディションの変化であったり、そういうところは人一倍、ストイックに徹底してやってるなというのは、非常に改めて感じさせられたというか。彼のマインドであったり、常に前向きなところっていうのは、自分自身も非常に大きく影響を受けている存在でもあるので、もっともっと切磋琢磨しながらやっていきたいですけど」

-シントトロイデンで何をもたらしたいか。

 「個人としては、本当に試合から遠ざかっていますけど、いいコンディションを作り上げて、1日でも早くピッチに立ちたいなと思っています。試合も何試合か見させていただいた中で、もっともっと改善していける、そして自分が出ることになって起きるメリットというものは非常に大きく感じていますし、日本人選手を含めて、もっともっと改善していける、そしてお互いの良さを僕自身は上乗せして、もっともっと良くなると非常に強く感じていますので、そういうものを出し合っていければ、大きく可能性を感じるチームになるんじゃないかと感じています」

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