J3降格の松本 加藤善之副社長が辞任 経営責任として 社長らは役員報酬カット
来季J3に降格する松本が29日、トップチームの成績を受けて加藤善之副社長の辞任など、経営責任について発表した。この日の臨時取締役会で決定した。
加藤副社長については、自身から辞任の申し出があり、28日付けで受理されたとしている。
神田文之社長は役員報酬の50%カット3カ月、上條友也副社長は役員報酬30%カット3カ月、その他の取締役5人は役員報酬10%3カ月を実施すると発表した。
神田社長は公式ウェブサイトに以下のコメントを発表している。
「J3降格に伴う経営責任に関しまして、皆様へのご報告がこのタイミングになりましたこと、誠に申し訳ございません。
ファン・サポーターをはじめ、長きにわたり山雅を支え、応援いただく全てのステークホルダーの皆様に悔しい思いをおかけしましたこと、改めまして深くお詫び申し上げます。また、私自身も痛恨の極みであり、自責の念に堪えません。
松本山雅FCは、『だれからも愛される、親しまれる、応援される』チームであり、そのためには常に勝利を追求する強いトップチームを作って行くこと、目の前の一戦にすべてを懸け、勝利を目指す気持ちに変わりません。再び皆さんが誇りに思えるクラブにするために、身を粉にして全力を注ぎたいと思います。
そして、その責任と覚悟を持ち進退をかけて1年でのJ2復帰を目指します。
強いチームを取り戻すために、クラブ全体でチームを支えるビジョンを年明けに改めてお伝えする機会を作りたいと考えております。
本年も温かいご支援を頂戴し、誠にありがとうございました。
2022シーズンも引き続き熱く温かいご支援をいただきますよう、重ねてお願い申し上げます」