名古屋・柿谷 憧れ大久保の前での芸術オーバーヘッドが最優秀ゴール賞 初2度目受賞

 Jリーグの2021年シーズン表彰式にあたる「Jリーグ・アウオーズ」が6日、都内で開催され、最優秀ゴール賞にはJ1名古屋の元日本代表FW柿谷曜一朗(31)が2013年に続き2度目の受賞となった。11月27日のC大阪戦(ヨドコウ)で自らボールを浮かせて決めたオーバーヘッドでのゴールが選出された。

 試合を決めたのは古巣のC大阪戦。今季限りでの現役引退を発表した、元日本代表FW大久保嘉人との最後の対戦にもなった。新人時代から慕う大久保の前で決めたスーパーゴールに「大久保嘉人さんの前でゴールを決められたというのは自分にとって思い出のゴールとなりました」と振り返った。「僕自身、小さい頃に大久保選手の素晴らしいゴールをたくさん見てきた結果、そういうサッカー選手になれたと思うので、少しでも子どもたちの記憶に残ればいいなと思います」と話した。

 芸術的なゴールは0-0で迎えた後半22分に生まれた。相手エリア内で名古屋DF中谷のトラップが大きくなる。このこぼれ球に反応した柿谷が相手ゴールに背を向けた状態で右足でボールを浮かし、次の瞬間右足でオーバーヘッドを放った。シュートは左ポストに当たり、ゴールに吸い込まれた。

 柿谷はC大阪時代の13年に新設されたこの賞の初代受賞者となっている。2度目の受賞は史上初。

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