新潟 田中達也が引退「本当に幸せ者」“ワンダーボーイ”浦和での12年にも感謝
J2新潟が4日、FW田中達也(39)の今季限りでの現役引退を発表した。
帝京高から浦和に加入した田中は01年からリーグ戦で出場し、03年には11得点、04年には10得点と攻撃の主力選手となる。12年限りで浦和を離れ、14年からは新潟でプレー。移籍してからも、献身的なプレーでクラブを支えた。J1通算333試合66得点、J2通算55試合3得点。リーグカップ戦は64試合17得点、天皇杯は22試合11得点、ACLは8試合3得点。
公式ウェブサイトには以下のコメントが掲載されている。
「山口県の周陽スポーツ少年団でサッカーを始め、周陽中学校、帝京高等学校と進む中で指導してくださった指導者の方々や、日々切磋琢磨しながらトレーニングをしてくれた仲間たちのおかげで、プロサッカー選手になることができました。
浦和レッズで12年、アルビレックス新潟で9年。
この21年間で自分を成長させてくれた、たくさんの監督のおかげで、夢のような素晴らしい時間を過ごすことができました。時には大きな困難にぶつかり、挫けそうな時もありましたが、共に戦ってくれたチームメイトやスタッフ、そして、声援を送り続けてくれたサポーターの皆さんの存在が、自分を何度も奮い立たせてくれました。
そして、自分を育ててくれた両親や自分をサッカーに導いてくれた兄、一番近くで一緒に戦ってくれた妻、パワーの源の子どもたちにも、とても感謝しています。
多くの方々のサポートのおかげで、とことんサッカーをやり続けることができた自分は本当に幸せ者です。何よりも、アルビレックス新潟のオレンジ色のユニホームを着て引退できることを、誇らしく思っています!
皆さん、本当にありがとうございました」