浦和・槙野智章が涙の退団挨拶「サッカーを続けるか、引退するか、まだ決めていない」

 「明治安田生命J1、浦和0-1清水」(27日、埼玉スタジアム)

 浦和はホーム最終戦で敗れ、5位以下が確定した。準決勝に進出している天皇杯でアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権獲得を目指す。

 試合後にはホーム最終戦セレモニーが行われ、契約満了に伴い今季限りで退団する元日本代表DF槙野智章(34)が挨拶に立った。

 厳しい寒さの中、半袖のユニホーム姿になった槙野は冒頭から涙ぐみながら「ここで過ごした10年間は僕にとって素晴らしい、濃い時間がありました。子どもの頃から週末の試合が楽しみでここまできましたが、こんなにも今日という週末が楽しみではない、来てほしくない、そんな日は初めてです。来シーズン、僕はもうこのエンブレムを着てこのスタジアムでプレーすることはできません。それは本当につらいし悲しいし、いまだに整理がつかず、考えられません。11月5日にクラブの方から契約をしないと言われた時から今まで、正解を導き出せすことができていません。サッカーを続けるか、引退するか、それもまだ決めていません。もう少し、しっかりと考えて、どこのチームでプレーするか、どこのチームが僕を必要とするか、しっかり考えて決めたいと思います。必ず、このスタジアムに、皆さんの前に、どんな形になるか分かりませんが戻ってきたいと思います。10年間、ありがとうございました」などと万感の思いを紡いだ。

 広島市出身の槙野は2012年にドイツ1部ケルンから浦和へ期限付き移籍し、13年に完全移籍へ移行。17年にはアジア・チャンピオンズリーグ制覇に貢献するなど、今季で在籍10年目を迎えていた。

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