J1浦和は18日、MF宇賀神友弥(33)が契約満了に伴い、今季限りで退団すると発表した。
宇賀神は「親愛なるみなさまへ」と題して以下の通りコメントした。
「2021シーズンをもちまして契約満了となり、浦和レッズを離れることになりました。
12歳の時、初めて浦和レッズのユニフォームに袖を通した日の興奮を今でも覚えています。
高校を卒業しプロになれなかった自分がもう一度浦和に帰ってきた日、初めて埼玉スタジアムのピッチに立った日を今でも覚えています。
なぜあの時の感情がこんなにも心に残っているのか。それはすべて浦和レッズという素晴らしいクラブ、ファン・サポーターのみなさんのおかげだと思います。
どんな時も全力で支えてくれたサポーター。あの満員の埼玉スタジアムで響き渡る『We are REDS!』が何度自分たちを奮い立たせてくれたことか。
本当に感謝しています。
浦和レッズを離れなければいけないということはとても寂しいですが、みなさんとは心と心で一生繋がり続けていると信じています。
浦和レッズで引退するという夢は叶いませんでしたが、みなさんと共に掴んだルヴァンカップ、天皇杯、ACLの3つの栄光は私の人生の宝物です。
掴むことのできなかったリーグ優勝、そして3度目のアジア制覇はみんなに託しました。任せたぞ!!
ありがとう。そしてさようなら。また会いましょう。
浦和レッズを、浦和の街を、愛しています」
宇賀神は浦和の下部組織出身で流通経大を経て2010年に浦和入り。右利きだが左右両サイドをこなせる多機能性が特長で、17年アジア・チャンピオンズリーグ制覇などに尽力した。同年にはハリルホジッチ監督の下、29歳で日本代表に初招集され、18年3月の国際親善試合マリ戦で代表デビューを果たした。今季のリーグ戦出場は17試合にとどまっていた。
浦和は22年のリーグ優勝を目指す「3年計画」を掲げている。集大成となる3年目を前に、計14季在籍した阿部、10季在籍の槙野に続き“レッズ一筋”12季の宇賀神までクラブを去ることになり、急速な世代交代を印象付けた。
◆宇賀神友弥(うがじん・ともや)1988年3月23日、埼玉県戸田市出身。浦和の下部組織から流通経大を経て2010年に浦和入り。J1通算291試合16得点。国際Aマッチ通算1試合無得点。172センチ、71キロ。