J1浦和 在籍12年MF宇賀神友弥も退団へ 阿部、槙野に続き世代交代が急加速

 J1浦和のMF宇賀神友弥(33)が契約満了に伴い、今季限りで退団する方向であることが17日、複数の関係者の話で分かった。現役続行の意向を示しており、複数クラブが関心を寄せているという。今季限りでの現役引退を表明したMF阿部勇樹(40)、退団が発表されたDF槙野智章(34)に続き、また一人、功労者がクラブに別れを告げる。

 宇賀神は浦和の下部組織出身で流通経大を経て2010年に浦和入り。右利きだが左右両サイドをこなせる多機能性が特長で、17年アジア・チャンピオンズリーグ制覇に尽力した。同年にはハリルホジッチ監督の下、29歳で日本代表に初招集され、18年3月の国際親善試合マリ戦で代表デビューを果たした。

 ピッチ外では19年に台風による豪雨で水没したサッカー場を復活させるため、クラウドファンディングによる復興支援を行った。医療施設に数万枚のマスクを配布したり、ひとり親家庭へ食料品を提供するなど社会奉仕活動に情熱を傾ける一面もあり、今年は女性アスリート支援プロジェクトも立ち上げた。

 浦和は22年のリーグ優勝を目指す「3年計画」を掲げている。集大成となる3年目を前に、計14季在籍した阿部、10季在籍の槙野に続き“レッズ一筋”12季の宇賀神までクラブを去る見通しで、急速な世代交代を印象付けることになった。

 ◆宇賀神友弥(うがじん・ともや)1988年3月23日、埼玉県戸田市出身。浦和の下部組織から流通経大を経て2010年に浦和入り。J1通算291試合16得点。国際Aマッチ通算1試合無得点。172センチ、71キロ。

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