神戸FWボージャンが負傷退場 筋肉系トラブルか 三浦監督「一日でも早く復帰を」
「明治安田生命J1、名古屋2-2神戸」(24日、豊田スタジアム)
神戸の元スペイン代表FWボージャン・クルキッチ(31)が後半43分に右脚を痛めて負傷退場した。
ボージャンは後半開始からMF佐々木に代わって出場。FWドウグラスと2トップを組んだ。これにより前半は2トップに入っていたFW武藤がポジションを1列下げ、攻撃が機能するようになった。神戸は0-2から後半に2点を返し、同点に追いついた。
負傷のシーンでは名古屋のパスに猛ダッシュで戻ろうとしてトラブルが発生。右太もも裏あたりを押さえてピッチに倒れ込んだ。筋肉系のトラブルとなると、長期離脱の可能性もある。
試合後、三浦監督はボージャンについて「膝の裏なのかハムストなのか、ちゃんと検査してみないと分からないですけど、残念な交代になりました。一日でも早く復帰をできるように願っています」と説明した。
20年末に米プロリーグMLSのモントリオールと契約満了後、無所属となっていたボージャンは今夏に完全移籍で神戸に加入。名古屋戦が6試合目の出場だった。この試合でも、バルセロナ時代のチームメートであるMFイニエスタからの浮き球パスに反応。鋭い抜け出しからシュートを放つなどコンディションを上げてきたところだっただけに、痛い負傷となった。